屋根カバー

屋根塗装とカバー工法ではどちらが良いのか

家を建てるときやリフォームをするときには、様々なものを決めていかなければいけませんが、多くの工法や材料があって迷ってしまいます。

その建物によっては、環境によって向き不向きもあります。

ちょっとした知識を持っておくことで、業者の方との打ち合わせもスムーズに進みます。

そこで屋根について紹介していきます。

屋根塗装とは

屋根は建物にとって、とても大事なパーツです。

屋根塗装は外観の美しさを演出するという役目もありますが、その大切な屋根を保護するという大きな役割があります。

屋根塗装を行わず、そのままの状態で放置しておくと、屋根が劣化してしまいます。

その劣化した箇所から雨水が入り込み、建物内部に侵食していきます。

やがて雨漏りとなって室内に染み出したり、梁や柱を腐らせ、シロアリの温床になってしまいます。

屋根だけで雨水の侵入を防いでいるというわけではありませんが、雨水の侵入を防ぐ第一関門であるには変わりなく、屋根塗装を適切に行っていくことが建物を長持ちさせる大きなポイントになります。

最近では様々な塗料が開発され、遮熱や断熱効果のある製品を使用することにより、夏の暑さや冬の寒さから建物を保護します。

結果として、冷暖房費の削減につながるのです。

カバー工法とは

屋根塗装に対して、カバー工法というものがあります。

この工法は、既存の屋根の上に防水シートと新しい屋根材をかぶせる施工方法です。

屋根を剥がして張り替える「葺き替え」工事では、非常に手間がかかります。

古い住宅ではアスベストが含まれている可能性があるため、屋根材の処分費が高額になってしまいます。

対して「カバー工法」の場合、解体工事を伴わないので期間的にも短く、コスト的にも抑えることが可能です。

一般的には、「スレート屋根」に「ガルバリウム鋼板」などを重ねるケースが多く、「ガルバリウム鋼板」以外には「アスファルトシングル」や「ジンカリウム」などを用いたりもします。

最近では新しい製品もたくさん展開され、瓦屋根風に仕上げることのできる軽量瓦なども選択することができます。

カバー工法のリフォーム相場は、1平米あたり8000~10000円程度となっています。

切妻屋根や片流れ屋根などのような面が少ない屋根で当然費用は安くなり、方形屋根や寄棟屋根など面の多い屋根は割高になります。

屋根塗装、カバー工法の向き不向き

どちらにもメリット・デメリットがあり、建物の形状、状態、予算、施主の好みを考えて、総合的に最適なものを判断する必要があります。

屋根塗装の場合には、予算は低く抑えることができます。

しかし築年数が進み、屋根自体がすでに劣化している場合には、塗装だけのメンテナンスで終わらない可能性も考えられます。

屋根の材質がアーバニーやパミールなど、塗装のできない材質の場合には不可となります。

カバー工法の場合は、一度カバー工法を施せば、比較的長くメンテナンスが不要になります。

瓦葺きなどと比較して重量が軽くなるため、地震などの心配が軽減されます。

様々な材料があり、家のイメージをガラッとチェンジすることも可能です。

築年数が古く、屋根のメンテナンスが必要な場合にも、カバー工法の方が向いていると言えるでしょう。

まとめ

屋根塗装もカバー工法も、メリット・デメリットがあります。

適合・不適合もあるので、専門の業者に診断してもらうというのは必須です。

素人目では、なかなか判断のつきにくい箇所です。

安心して納得の工法で工事を行えるように、施主側もしっかりとした知識を持っておくということはとても大切です。

屋根塗装

屋根塗装で雨漏りは防げない?その理由を解説

建物にとって、雨漏りはとても重要な問題です。

天井のシミや実際に部屋に水が落ちてきた時には、既に天井裏などに水が広がっている可能性が高く、早急に対応しなければいけません。

では雨漏りに対しては、どうすれば良いのでしょうか。

屋根塗装で雨漏りを防げるのでは、という意見もありますが、実際はどうなのかも紹介していきます。

雨漏りの原因

天井のシミや水が落ちてきたなどで、雨漏りに気がつくことが多いと思います。

雨漏りは屋根や壁面などが何らかの要因によって破損など不具合を起こし、そこから雨水などが侵入してくることから発生します。

経年劣化による防水のキレ、施工ミス、雨どいなどのつまり、台風などでの破損によって引き起こされます。

屋根側の浮きやズレ、外壁のひび割れ、コーキングなどによる必要箇所のめずまりなど、一見して分かりにくいものも多く、複数の要因が重なりあって起こる場合も多いのです。

雨漏りをしっかりと直すということは建物にとって非常に大切なことなので、原因を特定して修繕するということが重要です。

屋根塗装の目的と効果

雨漏りを起こした際に、屋根塗装を行うことで雨漏りが改善するという話があります。

実際はどうなのかですが、答えはNOです。

今現在、雨漏りをしている場合には、まずはその原因を特定しなければいけません。

原因を直さないまま屋根塗装を行ったとしても、ほぼ雨漏りの改善は見込めません。

そもそも屋根というのは、雨水が侵入してくると想定されて設置されているのです。

その侵入してきた雨水を、外に逃がす処理が施されているのです。

二段構えで防水を行っているというわけです。

現在、雨漏りがしているという場合には、二次防水も突破されているということになります。

一次防水である屋根を修理したとしても、二次防水を直さなければ完全な状態には至らないのです。

そもそも屋根塗装の本来の目的は、景観的観点、屋根材の保護(一次防水)、遮熱機能などです。

雨漏りの対処法

雨漏りは一体何が原因なのでしょうか。

まず気をつけなければいけないのが、雨漏りなのか、結露なのか、水漏れなのか、害獣ではないのかということです。

そして雨漏りであった場合には、実際にどこから雨水が侵入しているのかを特定しなければいけません。

予想や憶測では、雨漏れは直りません。

専門業者に依頼して散水検査などを行い、侵入箇所を特定し、その箇所へのアプローチを行うということが必須です。

まとめ

建物にとって水の侵入は腐食やカビの原因となり、とても深刻です。

湿った住居はシロアリの好む環境となり、さらに悪循環を起こす可能性があります。

雨漏りに気が付いたら、できる限り早急に信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

業者選び

屋根塗装業者の選び方について

屋根塗装は屋根材に塗膜を施して、仕上げていく工事です。

その施工を行ってくれる業者は、数多くあって施工店選びに迷う方は少なくありません。

初心者の方は、何を基準に選べな良いのかわからないことでしょう。

そこでここでは、屋根塗装を行う業者選びの方法について、ご紹介していきます。

屋根塗装ができる業者

屋根塗装業者と言っても、さまざまな会社で施工が出来ます。

その一部をご紹介します。

工務店

工務店は新築からリフォームまで幅広く施工が行える建設会社です。

その中で、塗装工事も対応できます。

幅広く対応出きるため、屋根塗装が出来ない場合にカバーや葺き替えといった依頼も可能です。

(塗装出来ない場合とは、雨漏りしている、屋根材の劣化が激しく塗料が密着しないような状況です)

リフォーム会社

リフォーム会社は、外装、内装トータルリフォームを専門に行っている会社です。

工務店同様に、塗装工事、塗装工事以外も依頼できます。

注意点として、リフォーム会社の場合は外注業者を利用していることがほとんどです。

そのため、費用面が割高となりやすいため、そこはデメリットとなります。

ホームセンター

ホームセンターでも屋根塗装を依頼することができます。

ホームセンターに申し込むと登録している加盟店を紹介してくれます。

登録店の中には、工務店、リフォーム会社、塗装店とさまざまです。

費用面では、加盟店への手数料などが発生するため割高となりやすいです。

塗装店

塗装業を専門に扱っているのが、塗装店です。

屋根塗装は、もちろん対応可能です。

自社施工で行っている会社がほとんどです。マージン費用が発生しないため直接価格で施工できます。

しかし、塗装店は工務店やリフォーム会社などの下請けとして仕事していることが多く、探すことが難しいです。

自分で見つけても、保証や施工品質など見極めるのが難しいでしょう。

屋根塗装業者の選び方

屋根塗装をできる業者はさまざまです。

その中で個塗装店に依頼できるのが一番ですが、見極めが難しいです。

ここからは、個人塗装店の中でもしっかりと見極めるための条件をご紹介します。

地域密着

地域密着対応はとても重要な条件の一つです。

近いと安心感がありますし、トラブル等あった場合にすぐに対応してくれやすいです。

自社施工店

塗装店の場合は、ほとんど自社施工店ですが、これも大事な条件です。

直接頼むことで、費用を抑えることができるからです。

リフォーム会社を相見積もりをすると違いに気づくでしょう。

その差は、数十万円になることもあります。

保証が出る

これは全体条件ですが、施工保証の確認が絶対必要です。

一般的には、5年~10年です。

塗料によって保証年数が違ってきます。

必ず、保証書を出してくれる業者を選びましょう。

まとめ

屋根塗装は業者を間違えると、費用が割高になったり、施工品質も差がることがあります。

しっかりと、比較検討して選んでいくことが重要です。

遮熱

遮熱塗料とは?種類の違いや特徴についても解説

「遮熱塗料は本当に効果があるの?」「どの遮熱塗料を選べばよい?」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは遮熱塗料について、種類の違いや特徴などを解説していきます。
これから遮熱塗装を検討したい方は必ず知っておくべき知識ですので、最後までご確認ください。

遮熱塗料とは?

化粧品、傘、窓など「遮熱」という言葉は耳にする機会も多いと思います。
遮熱塗料の正式名は「高日射反射率塗料」といい、日光の光を反射する顔料が含まれた塗料です。
屋根は日光が何にも遮られることもなく照りつける場所です。夏場などは素手で触ることすら危険な温度にまで達してしまいます。
一般的な場合、その太陽熱を屋根材が吸収し室内にまで伝達するため、夏場の上階は居られなくなるほど暑くなってしまいます。
その日光を反射させることで、屋根材の温度上昇を抑えることが出来るのが遮熱塗料です。

断熱塗料との違いとは?

よく遮熱塗料と断熱塗料を並べて紹介されますが、全く目的が違った塗料です。
断熱塗料は室内の熱気や冷気を外部に逃がさない為の効果を目的としている塗料です。
目的と相違しないように塗料選びを行いましょう。

遮熱塗料の種類とは?

遮熱塗料は大きく分けて2種類です。
1つは塗料の主成分に太陽熱を反射する顔料を混ぜ込んだ「太陽熱高反射率塗料」です。
特殊成分により太陽光の近赤外線領域の光のみを反射するという性能があります。

もう1つが、塗料の中に空気層(セラミックバルーン)を混入し、塗膜に空気層を作ることで熱を伝わり辛くし、さらに高反射率塗料を組み合わせるという塗料です。
「太陽熱高反射率塗料」よりも高性能な遮熱塗料です。

遮熱塗料で有名な塗料

遮熱塗料を一躍有名にしたのが「ガイナ(GAINA)」です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の特許供与を受けて開発された遮熱塗料で、実際に宇宙ロケットの塗装としても使用されるほどの高性能ながら、CO2削減効果もあるエコな遮熱塗料です。
ガイナは住宅用の遮熱塗料も販売しております。またガイナは遮熱効果をより発揮する為の室内塗装用遮熱塗料も販売、施工推奨をしております。

まとめ

遮熱塗料は夏場でも室内で快適に暮らせるようになるだけでなく、エアコン効率を良くするなど、地球にとってもエコな塗料です。
一方、体感でしか効果を感じることが出来ないということもあり、しっかりと施工を行わなければ効果を感じ辛い工事でもあります。
しっかりと下調べを行い、塗料選びを行いましょう。

塗料

屋根塗料のおすすめとは?おすすめメーカーも紹介!

「屋根塗装に何の塗料を使用すれば良いかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは屋根塗装の際に選択するおすすめの塗料を紹介します。
屋根塗料には定番メーカーも存在するので、それらも合わせて紹介していきたいと思います。

おすすめの屋根塗料とは?

「屋根塗料」と検索すると非常に多くの塗料がヒットすると思います。
また、専門の知識が無ければ、それらの違いを判断するのは非常に困難だと思います。
屋根塗料を選ぶ際、まずは主成分から選ぶことをお勧めします。

おすすめ塗料①/シリコン系塗料

シリコン系塗料は、住宅の塗装に最も使用されている塗料です。
大手ハウスメーカーでも標準グレードとされております。
屋根材は含んだ水分を吐き出そうと呼吸をします。その現象が主に塗膜の浮きや剥がれの原因となるのですが、シリコン系塗料は透湿性が非常に高いという特徴があります。
その為、湿気のみを通すことで塗膜の密着性低下を防ぎ、長期間にわたり屋根材を守り続けます。
またシリコンは防汚性にも優れており、美観性を長く保つこともできます。

おすすめ塗料②/ラジカル系塗料

ラジカル系塗料は2012年に日本から流通が始まった新世代塗料です。
低コストながらシリコン系塗料以上の耐久性を誇るというコスパの高さが特徴です。

ラジカル系塗料は、塗膜が紫外線などで劣化していくラジカル現象を遅らせる為に高耐候酸化チタンや白系顔料を配合しております。
また、塗料の弾性も高く、木材・サイディング・コンクリートと様々な下地に高い密着性を発揮します。
一方、流通が始まったのが比較的最近だということもあり、まだ性能を証明ししきれていない部分もあります。

おすすめ塗料メーカー

①エスケー化研

エスケー化研は建材塗料に限れば国内シェアで日本ペイントを上回るNo1メーカーです。
水性ながら高耐久という高機能を持つ「水性セラミシリコンシリーズ」などが人気のメーカーです。

②日本ペイント

日本ペイントは国内で最も売上高の高い塗料メーカーです。
おすすめ塗料でも紹介した「ラジカル系塗料」を世界で初めて開発したのが日本ペイントです。屋根用のラジカル塗料「ファインパーフェクトベスト」が非常に人気の塗料です。

まとめ

屋根塗料の違いは専門的な知識がなければ比較が難しい商品です。
大手メーカーのロングセラー商品を選んでおけば失敗は無いので、しっかりとトレンドを抑えておきましょう。

屋根の種類

屋根材の種類とは?塗装の必要の有無についても解説

各メーカーから製造販売されている屋根材。
昨今ではリフォームの需要も高まり、商品の数は非常に多岐にわたります。
しかし屋根材は大きく分けると数種類に分類することが出来ます。
それぞれ塗装の必要性などが異なる為、紹介していきたいと思います。

屋根材の種類

スレート(コロニアル・カラーベスト)

スレート屋根は現在最も多くの住宅に使用されている屋根材です。
スレート以外にも、コロニアルやカラーベストという呼ばれ方もされますが、概ね同じ仕様です。
スレート屋根はセメントに繊維質を混合させて成形された屋根材です。
ひと昔前だと成分にアスベストが含まれている屋根材も多くあります。
スレート屋根は安価でデザイン幅が広いことから普及率が高い屋根材ですが、屋根材自体は水を吸い込む素材で出来ております。
その為、塗装によるメンテナンスが欠かせません。
仮に塗装のメンテナンスが行き届いておらず水分を吸い込んでしまうと、屋根材の強度が低下し、ヒビや割れなどの不具合の発生の原因となります。

ガルバリウム(金属系)

金属系の屋根も古くから使用されている屋根材です。
昔は金属といえば「トタン」のイメージが強くありましたが、昨今では「ガルバリウム」を使用しています。
ガルバリウムとはアメリカで開発された鋼板で、アルミニウム55%、亜鉛43.3%、シリコン1.6%という配分で作られています。その為、トタンに比べて非常に錆びにくい金属板です。しかし、全く錆びない訳ではありません。
その為、雨を弾く為に塗装によるメンテナンスが必要です。
また、下塗りでは錆止めを塗るなどの下処理も必要となります。

ガルバリウム屋根の中には、表面を塗装で仕上げるのではなく、天然石粒を吹き付けることで仕上げられる屋根材があります。その場合、塗装は不要でメンテナンスフリーな屋根材です。

屋根といえば瓦というイメージも強いのではないでしょうか。
また、「瓦は塗装メンテナンスが不要」と言われがちですが実際には少し違います。
瓦も成分により種類が分類されます。
塗装が不要なのは「セメント瓦」と「モニエル瓦」のみです。
「スレート瓦」はスレート屋根と同様、塗装によるメンテナンスが必要なので注意しましょう。

まとめ

屋根材は種類により塗装の有無が異なります。
自宅の屋根材が何を使用しているか改めて把握し、必要なメンテナンスを行うことで屋根材を長持ちさせましょう。

屋根塗装

屋根塗装の施工手順とは?工程ごとに解説

屋根塗装工事は、ただ塗料を塗って完了ではありません。
工事完了までには塗装以外にも様々な工程があります。
ここでは、屋根塗装にまつわる施工手順を工程ごとに解説していきます。

屋根塗装の工事手順とは

①足場設置

屋根塗装の場合でも、必要に応じて足場の設置を行います。
一般的な大きさの住宅の場合、足場設置で半日ほど掛かります。

②高圧洗浄

塗装を行う前には必ず高圧洗浄を行います。
専用の高圧洗浄機で、14.7MPa(メガパスカル)という非常に強力な圧をかけながら洗浄を行います。
作業は半日ほどで完了しますが、汚れが酷い場合などは1日作業となることがあります。
また、一般的には水道水を利用して作業を行うのですが、汚れやカビが酷い場合などには専用の洗浄剤を使用することもあります。

③下塗り

塗装工事の仕上げを大きく左右するのが下塗り工程です。
屋根材と塗料の密着性を高めたり、屋根材に塗料が吸い込まれるのを防ぐという効果を与えていきます。
また、塗装部が金属であれば錆止め材を塗布するなど、適材適所の下塗りがあります。
下塗りの塗り忘れや塗りムラがあると、施工後にすぐに塗膜が剝がれたり、クラックが発生するという不具合に繋がります。

④中塗り~上塗り

下塗りがしっかりと乾燥した後、中塗り、上塗りと塗料を塗って仕上げを行っていきます。
中塗り、上塗りには「外観の美しさを保つ」「防汚性、防水性の効力」「外壁材を紫外線から守る」「艶を出す」といった目的があり、塗装の仕上げとなる非常に大切な工程です。

⑤縁切り

塗装後には毛細管現象を防ぐための縁切り作業を行います。

⑥完了点検、足場解体

塗装工事が完了すると、現場管理者により完工確認を行います。
そこで塗り忘れ、塗りムラなどが無いかチェックを行い、問題が無ければ足場を解体していきます。

工事完了確認は立ち会うことがおすすめ

作業完了後のチェックには立ち会うことをおすすめします。
塗装の仕上がりの判断が難しいかもしれませんが、屋根の傷や、付帯物の傷、飛散した塗料などが無いかなどのチェックは立ち会いながら行うことで、作業後のトラブル発展を防ぐポイントとなります。

まとめ

塗装工事は正確な手順で行わなければ、その効果を最大限に発揮することが出来ません。
確実な作業工程で勧めてくれる業者に依頼し、トラブルなく気持ちの良いメンテナスを行いましょう。

 

塗膜の劣化

屋根塗装の耐久年数とは?塗料ごとに紹介

屋根に使用する塗料には耐久年数があるのはご存じでしょうか?
耐久年数の長さは塗料の成分により左右されます。
ここでは成分ごとの耐久年数を紹介していきます。
また、それぞれ価格も異なる為、価格も含めて検討してみてください。

屋根に使われる塗料の種類と耐久年数

シリコン系塗料

一般住宅に最も使用されることの多いのが「シリコン系塗料」です。
シリコンは透湿性が高い素材という特性があり、塗膜が剥がれにくいという特徴があります。

耐久年数・・12~15年、価格・・¥2,800/㎡

ウレタン系塗料

ポリウレタンという物質を主成分とした塗料です。
シリコン系塗料より「ワングレード下」という位置付けにはなりますが、現在でも多く使用される塗料です。
ウレタンは弾性を持つ特徴があり、様々な形状にもフィットして密着することが出来ます。

耐久年数・・8~10年、価格・・¥2,300/㎡

ラジカル系塗料

ラジカル系塗料とは2012年より流通が始まった注目の塗料です。
高耐候酸化チタンと光安定剤により、塗膜の劣化(ラジカル現象)を遅らせることが出来るという高機能塗料です。

耐久年数・・15~18年、価格・・¥3,000/㎡

フッ素系系

フッ素系塗料とは、蛍石を原料としたフッ素樹脂を含む塗料です。
非常に高い防汚性、耐久性を誇り、大型商業施設などにも使用されることが多い高級塗料です。

耐久年数・・18~20年、価格・・¥3,500/㎡

耐久年数はあくまで目安

塗料の耐久年数というのはメーカーも謡っているように、あくまで「目安」でしかありません。
それは塗料は環境により劣化速度が様々だからです。
まずは立地環境です。
都内の閑静な住宅街の屋根に塗装されたシリコン系塗料と、湘南の海沿いの住宅の屋根に塗装されたシリコン系塗料と、日差しが強い沖縄の住宅の屋根に塗装されたシリコン系塗料では、それぞれ耐久性が異なります。
他にも、交通量の多い首都高沿いなどに立地した住宅の屋根だと排気ガスの影響を受けやすく、耐久性も短くなってしまいます。
次に塗装する下地です。
一般的にシリコン系塗料とウレタン系塗料では、シリコン系塗料の方が高耐久とされています。
しかしウレタン系塗料は弾性を持つという特徴がある為、下地が凸凹したデザインの屋根であれば、ウレタン系塗料の方が密着度が高く剥がれにくいということもあります。

まとめ

屋根に使用する塗料の耐久性は塗料成分によりそれぞれ異なります。
予算と自宅の環境に合った塗料を選んで塗装を行いましょう。

塗装

屋根塗装を行う目安とは?適切な時期や見分け方を解説

「屋根は定期的に塗装メンテナンスを行う必要がある」という認識がある方は多いと思います。しかし塗装を行うタイミングを明確に把握できている方は少ないのではないでしょうか。
ここでは屋根の塗装メンテナンスを行う目安について解説していきたいと思います。

屋根の塗装は定期的に行う必要がある

屋根材は塗装を施すことで膜を張り、その美観や機能を保っています。
その塗装膜は風雨や紫外線に晒されることで自然と劣化をしてしまいます。
屋根材を守る塗装膜が無くなってしまうと、屋根材が雨水を吸収したり、強度を失いヒビが入ったり、割れたり、反ったりと様々な不具合が発生してしまいます。
屋根材の不具合で済めばまだ良いですが、最悪の場合は雨漏りや木軸の腐食などと、簡単に取り返しがつかないほどの大きな被害に発生してしまいます。
それらを守る為にも、屋根は定期的に塗装を行うことで、屋根としての機能を保ち続ける必要があります。

塗装は多く行えば良い訳ではない?

「屋根の塗装は10年に1度行いましょう」という情報をよく目にすると思います。
しかし「より屋根を安全に守る為にも5年に1回塗装すれば良いのでは?」と考えてしまう方もいるでしょう。
しかし、屋根の塗装は多く行えば良い訳ではありません。
屋根塗装を行う際、塗膜をしっかりと屋根材と密着させるためにも、「プライマー」という接着剤を効果を果たす下塗材を塗布します。
この下塗材が劣化する前に、次の塗装を行っても、新しい塗膜がしっかりと屋根材に密着しない為です。
その為、屋根の塗装を行うタイミングは、早くてもダメ、遅くてもダメで、「適切なタイミングで行う」必要があります。

塗膜の劣化状況の見極め方

塗膜の劣化は肉眼で見極めるのが非常に困難です。
その為、塗膜が劣化しているであろうと判断する目安を紹介します。

塗装膜の耐久年数から判断する

塗料にはおおよその耐久年数が存在します。
一般的グレードであるシリコン塗料の耐久年はおおよそ15年、ラジカル塗料はおおそよ18年、ウレタン系はおおよそ12年など、それぞれです。
自宅の屋根に施されている塗料のグレードを把握しておき、「そろそろ耐久年数を向かえるころかな」という時期に、業者へ調査依頼を行うという方法がおススメです。

塗膜の白亜化現象から判断する

塗装膜は経年で劣化することで白亜化し粉状になります。
その為、劣化部を手で触ると、手に白い粉が付着します。
この現象が発生している場合、塗膜が劣化していると判断できます。

まとめ

屋根塗装は屋根材を守るうえで大切な工事です。
しっかりと工事時期の目安を把握し、適切なメンテナンスを行いましょう。

屋根

屋根塗装に足場設置は必要?足場設置の必要性を解説

外壁塗装には欠かせないというイメージの強い足場設置。
「屋根塗装は屋根の上で作業を行うから足場は要らないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ここでは屋根塗装に足場設置が必要な場合や、必要でない場合などのケースを紹介していきます。

屋根塗装に足場は必要?

外壁塗装や張替え工事のために足場が設置されている現場を見かけることは多いと思います。足場を設置する主な理由として、2階部分の作業を行う為という目的があります。
では屋根塗装ではどうでしょうか。
屋根塗装を行う際、塗装屋さんは屋根の上を移動しながら塗装作業を行っていきます。
その為、多くの方は「屋根塗装には足場が要らない」という認識を持っているかもしれません。
しかし屋根塗装では足場が必要な場合があります。また反対に足場が不要な場合もあります。
それぞれどのようなケース場合か紹介していきます。

屋根塗装における足場が必要な場合

急こう配の屋根

屋根は家の形状や使用する屋根材によりそれぞれ勾配が異なります。
寄棟屋根などは比較的緩い勾配になりますが、片流れ屋根などは急勾配となり屋根の上を歩くことが困難となります。
そういった場合、落下防止用に足場を組む必要があります。さらに勾配が急だと屋根の上にも「屋根足場」を組む必要があります。

3階建て

3階建ての場合はかなりの高所作業となります。
落下した際の危険性が増すだけでなく、作業道具の運搬も困難となる為、足場を組む必要があります。

大掛かりな補修が必要な場合

屋根塗装は塗膜を塗るだけではありません。
屋根材にヒビや割れなどの不具合がある場合、塗装前に屋根材の補修を行う必要があります。補修が大掛かりになれば、作業用の足場が必要となります。

屋根塗装における足場が不要な場合

勾配が緩い

屋根勾配が緩い場合は足場を設置しなくても塗装作業を行うことが出来ます。
また陸屋根といった歩く前提で作られた屋根でも足場は不要です。

部分足場で足場代を節約

足場代は¥100,000~と決して安い金額ではありません。
また直接的に家のメンテナンスとなる金額では無い為、なるべく費用を抑えたいところです。そこで少しでも足場を抑える方法を紹介します。
足場は家を囲うようにして設置をするイメージが強いかもしれませんが、一部だけ設置するということも可能です。このように設置面積を最低限にし、足場代を節約できます。

まとめ

屋根塗装における足場は必ず必要というわけではありません。
工事前に業者と打ち合わせを行い、足場必要性の有無を把握しておきましょう。