屋根は私たちの家を守る上で、なくてはならない存在で??す。
直射日光にさらされ、雨風から家を守ってくれています。
しかし、屋根は日頃からチェックのできない箇所です。
気がつかないうちに経年劣化を起こしているのです。
長く状態を保つためには、定期的にしっかりとメンテナンスを行いましょう。
屋根塗装のメンテナンス方法
屋根の素材には、瓦葺きのものやスレート屋根など様々なものがあります。
それぞれにメンテナンス方法が異なりますが、スレート屋根では屋根塗装を行い、紫外線などから保護し、また防水効果を高めるというメンテナンスを行います。
スレートはセメント素材のため、スレート自体には防水性がないので、塗装が古くなってしまうと雨漏りの原因となってしまいます。
塗装を定期的に行うことで、スレート屋根は30年から50年保つことができると言われているので、屋根塗装は重要であるということがわかります。
屋根塗装の工程
スレート屋根の塗装と言っても、ただ単に塗装材を塗っているわけではありません。
様々な工程があり、その工程をしっかりと行っていないと効果がしっかりと発揮できないのです。
スレート屋根塗装では、洗浄を行い、下地処理を行い、下塗り、中塗り、上塗りといった工程を踏みます。
スレートには汚れや苔、カビが生えているので、それらをきれいに落とす必要があるのです。
洗浄方法には高圧洗浄とバイオ洗浄があるので、必要な洗浄方法を用いましょう。
バイオ洗浄とは
バイオ洗浄は、バイオ洗浄剤という薬品を用いて洗浄を行います。
スレート材に付着している汚れのうち、特にカビや苔といった生物系の汚れに効果を発揮します。
カビや苔は洗い残しがあると再び増殖することが懸念されますが、バイオ洗浄であれば、しっかりと洗浄剤が浸透するため洗い残しを最低限にできます。
高圧洗浄の水圧がないため、屋根材や目地への負担が少なくて済みます。
塗料の密着も高めてくれるという効果もあります。
湿気の多い地域やカビや苔が生えている場合には、バイオ洗浄は効果的と言えるでしょう。
まとめ
屋根を少しでも長く良い状態で保つために不可欠なのが、屋根のメンテナンスです。
悩みでもあったカビや苔も、このバイオ洗浄で解決できます。
しかし、必要のない場合もあるので、屋根の現況写真などをしっかりと確認した上で検討することが大切です。
費用もかかるので、高圧洗浄のみでいけるのかバイオ洗浄を行うのかを選択すると良いでしょう。