トラブル

屋根塗装で起こりうるトラブルとは?

トラブルは誰しもが避けたいところです。

しかし、家のリフォームによって裁判まで発展しているケースは、年々増加傾向にあります。

悪徳業者によるものもありますが、両者の見解の相違、施工業者の技術不足などが要因で、トラブルに発展してしまいます。

このようなトラブルをできる限り回避するためには施主側も十分な知識を持ち、事前のミーティングなどをしっかりと行うことが大切です。

屋根塗装で起きるトラブル

トラブルと言えるのは、何と言っても「雨漏り」です。

多くの方が「屋根塗装」を行う目的として雨漏りの予防・防止のために行いますが、屋根塗装を行ったことにより、「雨漏り」が発生するケースが多く見られます。

雨漏りは建物にとって非常に深刻な問題で、室内でシミや水が侵入してきた際には、すでに屋根裏などに大量に水が侵入していることが多いのです。

屋根裏などで保持しきれなくなった雨水が溢れ出し室内に入ってくるので、雨漏りに気がついたときには柱や梁の侵食、カビ、シロアリなどの複合的な問題が生じているというケースも少なくありません。

屋根の塗り替えによる雨漏りで、室内にまで不具合が生じてしまうなど問題が大きくなってしまいます。

トラブルの原因

トラブルの要因には、一体どのようなものがあるのかですが、一段大切なのは業者選びです。

しっかりとした信頼できる業者を選ぶのはもちろん、屋根塗装は専門性の高い施工のため、屋根塗装に関してのしっかりとした知識を有した業者に依頼することが大切です。

たとえ信頼できる業者であったとしても、専門業者でなかったために知識不足によって引き起こされるトラブルが多いのも事実です。

外壁塗装では問題なかったので屋根塗装も依頼したら雨漏りが起こった、というケースもあります。

これは屋根塗装はただ面を塗料で塗れば良いというだけではない、ということを把握していなければいけません。

屋根の形状、材質などに対する知識、施工方法、手順が間違っている、すでに雨漏りを起こしている屋根へのアプローチの仕方など、屋根の塗装はただ「塗った」というだけでは完了しないのです。

気をつける屋根とは

屋根材に用いられている材質と塗料の相性には、気をつけなければいけません。

窯業系のサイディングに弾性塗料を塗ると、劣化の原因となってしまいます。

そもそも窯業系のサイディングボードには、断熱性素材が組み込まれています。

その素材に弾性塗料を塗ってしまうと蓄熱し、通気性を失ってしまいます。

結果として塗膜が伸び、風船のように膨れ塗膜が剥がれてしまうのです。

光触媒やフッ素などでコーティングされているサイディングに再塗装を行う場合には、しっかりと前の塗装を落としきってから施工しなければいけません。

まとめ

ただ塗料を塗るだけと思われがちな「屋根塗装」ですが、しっかりとコーキングをカットするなど、屋根ならではのノウハウが必要な専門性の高い工事であることを把握しておきましょう。

そして、その知識をしっかりと有した専門の業者に任せるということが、トラブル回避への近道となります。

雨

屋根塗装を雨の日に行ってはいけない理由

建物にとって、屋根はとても大切なパーツです。

雨や直射日光から建物を守ってくれています。

そんな強い屋根なので、もちろん雨にも強いと思います。

では屋根塗装は雨の日に行っても大丈夫なのでしょうか。

屋根塗装とは

屋根塗装とは、屋根の劣化を防ぐために施すものです。

メンテナンスを怠っていると屋根が劣化し、雨水が侵入してしまいます。

屋根が直接防水機能を担っているというわけではありませんが、雨水の侵入を防ぐ第一関門なのです。

屋根塗装により、屋根材の防錆性が高まります。

防水性、防錆性が高まることで屋根自体の劣化を抑え、結果的に長持ちする家を保つことができます。

屋根が傷み雨水が侵入すると柱や梁を腐食し、建物の耐久性が劣化します。

室内に雨水が侵入した場合には、すでに手遅れな場合も多く、屋根裏は水がしみた状態になっており、カビやシロアリの温床になっている場合も少なくありません。

屋根塗装には遮熱、断熱の効果も期待されています。

最近では遮熱性、断熱性に優れた塗料も開発されており、冬場や夏場の冷暖房費を抑えることにも役立ちます。

雨の日に屋根塗装はできるのか

屋根は常に雨にさらされているものですので、雨の日にでも屋根塗装はできるのではと思う方もいると思いますが、答えは「NO」です。

雨の日に屋根塗装を行ってしまうと、様々な不具合が生じてしまいます。

屋根塗装中に塗料に雨水が混入してしまう可能性が高く、混入すると仕上がりが美しくなりません。

雨水で薄まった塗料は、寿命が短くなってしまうのです。

屋根塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」と幾度か重ね塗りを行いますが、重ね塗りもうまくいかなくなってしまうのです。

中でも「下塗り」は重要で、雨が降っている中で塗装を行うことで、「中塗り」「上塗り」の塗料が付着しにくくなり、剥がれやすくなってしまいます。

雨だけでなく、多湿の日も屋根塗装は避ける方がよく、湿度が高い状態では塗装が乾燥する段階で白濁してしまう可能性があります。

トラブルを避けるためには

雨の日に屋根塗装を行わないということは、業界としては常識です。

しかし、雨の日にも塗装を行う業者がいることも事実です。

屋根塗装には足場を組む必要があり、工期が伸びることによって足場のレンタル費がかさみます。

雨続きの場合に工期が押すと他の工事にも関わってしまうため、強行してしまう業者がいるのです。

ただし、これは業者側の見解で、施主側には雨が降ったからと言って追加料金が発生することは基本的にはありません。

基本的に雨で工事ができないことも考慮して日程を組んでいるからです。

もし雨の日でも屋根塗装などを行っている場合には、注意が必要です。

そのためにも適切な業者を選ぶということは、非常に重要な項目になってきます。

まとめ

屋根塗装などは専門分野なので知らないことが多いのですが、正しい知識を持って疑問のあることはすぐに確認できると安心です。

工期は、あらかじめ余裕を持ってスケジュールを行い、備えておくと慌てずに済みます。

高い金額が発生する屋根塗装なので、信頼できる業者を選択するということは何より重要で、せっかく施工したのにすぐにひび割れてしまったなど、どのようなトラブルが起きないようにしましょう。

屋根カバー

屋根塗装とカバー工法ではどちらが良いのか

家を建てるときやリフォームをするときには、様々なものを決めていかなければいけませんが、多くの工法や材料があって迷ってしまいます。

その建物によっては、環境によって向き不向きもあります。

ちょっとした知識を持っておくことで、業者の方との打ち合わせもスムーズに進みます。

そこで屋根について紹介していきます。

屋根塗装とは

屋根は建物にとって、とても大事なパーツです。

屋根塗装は外観の美しさを演出するという役目もありますが、その大切な屋根を保護するという大きな役割があります。

屋根塗装を行わず、そのままの状態で放置しておくと、屋根が劣化してしまいます。

その劣化した箇所から雨水が入り込み、建物内部に侵食していきます。

やがて雨漏りとなって室内に染み出したり、梁や柱を腐らせ、シロアリの温床になってしまいます。

屋根だけで雨水の侵入を防いでいるというわけではありませんが、雨水の侵入を防ぐ第一関門であるには変わりなく、屋根塗装を適切に行っていくことが建物を長持ちさせる大きなポイントになります。

最近では様々な塗料が開発され、遮熱や断熱効果のある製品を使用することにより、夏の暑さや冬の寒さから建物を保護します。

結果として、冷暖房費の削減につながるのです。

カバー工法とは

屋根塗装に対して、カバー工法というものがあります。

この工法は、既存の屋根の上に防水シートと新しい屋根材をかぶせる施工方法です。

屋根を剥がして張り替える「葺き替え」工事では、非常に手間がかかります。

古い住宅ではアスベストが含まれている可能性があるため、屋根材の処分費が高額になってしまいます。

対して「カバー工法」の場合、解体工事を伴わないので期間的にも短く、コスト的にも抑えることが可能です。

一般的には、「スレート屋根」に「ガルバリウム鋼板」などを重ねるケースが多く、「ガルバリウム鋼板」以外には「アスファルトシングル」や「ジンカリウム」などを用いたりもします。

最近では新しい製品もたくさん展開され、瓦屋根風に仕上げることのできる軽量瓦なども選択することができます。

カバー工法のリフォーム相場は、1平米あたり8000~10000円程度となっています。

切妻屋根や片流れ屋根などのような面が少ない屋根で当然費用は安くなり、方形屋根や寄棟屋根など面の多い屋根は割高になります。

屋根塗装、カバー工法の向き不向き

どちらにもメリット・デメリットがあり、建物の形状、状態、予算、施主の好みを考えて、総合的に最適なものを判断する必要があります。

屋根塗装の場合には、予算は低く抑えることができます。

しかし築年数が進み、屋根自体がすでに劣化している場合には、塗装だけのメンテナンスで終わらない可能性も考えられます。

屋根の材質がアーバニーやパミールなど、塗装のできない材質の場合には不可となります。

カバー工法の場合は、一度カバー工法を施せば、比較的長くメンテナンスが不要になります。

瓦葺きなどと比較して重量が軽くなるため、地震などの心配が軽減されます。

様々な材料があり、家のイメージをガラッとチェンジすることも可能です。

築年数が古く、屋根のメンテナンスが必要な場合にも、カバー工法の方が向いていると言えるでしょう。

まとめ

屋根塗装もカバー工法も、メリット・デメリットがあります。

適合・不適合もあるので、専門の業者に診断してもらうというのは必須です。

素人目では、なかなか判断のつきにくい箇所です。

安心して納得の工法で工事を行えるように、施主側もしっかりとした知識を持っておくということはとても大切です。

屋根塗装

屋根塗装で雨漏りは防げない?その理由を解説

建物にとって、雨漏りはとても重要な問題です。

天井のシミや実際に部屋に水が落ちてきた時には、既に天井裏などに水が広がっている可能性が高く、早急に対応しなければいけません。

では雨漏りに対しては、どうすれば良いのでしょうか。

屋根塗装で雨漏りを防げるのでは、という意見もありますが、実際はどうなのかも紹介していきます。

雨漏りの原因

天井のシミや水が落ちてきたなどで、雨漏りに気がつくことが多いと思います。

雨漏りは屋根や壁面などが何らかの要因によって破損など不具合を起こし、そこから雨水などが侵入してくることから発生します。

経年劣化による防水のキレ、施工ミス、雨どいなどのつまり、台風などでの破損によって引き起こされます。

屋根側の浮きやズレ、外壁のひび割れ、コーキングなどによる必要箇所のめずまりなど、一見して分かりにくいものも多く、複数の要因が重なりあって起こる場合も多いのです。

雨漏りをしっかりと直すということは建物にとって非常に大切なことなので、原因を特定して修繕するということが重要です。

屋根塗装の目的と効果

雨漏りを起こした際に、屋根塗装を行うことで雨漏りが改善するという話があります。

実際はどうなのかですが、答えはNOです。

今現在、雨漏りをしている場合には、まずはその原因を特定しなければいけません。

原因を直さないまま屋根塗装を行ったとしても、ほぼ雨漏りの改善は見込めません。

そもそも屋根というのは、雨水が侵入してくると想定されて設置されているのです。

その侵入してきた雨水を、外に逃がす処理が施されているのです。

二段構えで防水を行っているというわけです。

現在、雨漏りがしているという場合には、二次防水も突破されているということになります。

一次防水である屋根を修理したとしても、二次防水を直さなければ完全な状態には至らないのです。

そもそも屋根塗装の本来の目的は、景観的観点、屋根材の保護(一次防水)、遮熱機能などです。

雨漏りの対処法

雨漏りは一体何が原因なのでしょうか。

まず気をつけなければいけないのが、雨漏りなのか、結露なのか、水漏れなのか、害獣ではないのかということです。

そして雨漏りであった場合には、実際にどこから雨水が侵入しているのかを特定しなければいけません。

予想や憶測では、雨漏れは直りません。

専門業者に依頼して散水検査などを行い、侵入箇所を特定し、その箇所へのアプローチを行うということが必須です。

まとめ

建物にとって水の侵入は腐食やカビの原因となり、とても深刻です。

湿った住居はシロアリの好む環境となり、さらに悪循環を起こす可能性があります。

雨漏りに気が付いたら、できる限り早急に信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

業者選び

屋根塗装業者の選び方について

屋根塗装は屋根材に塗膜を施して、仕上げていく工事です。

その施工を行ってくれる業者は、数多くあって施工店選びに迷う方は少なくありません。

初心者の方は、何を基準に選べな良いのかわからないことでしょう。

そこでここでは、屋根塗装を行う業者選びの方法について、ご紹介していきます。

屋根塗装ができる業者

屋根塗装業者と言っても、さまざまな会社で施工が出来ます。

その一部をご紹介します。

工務店

工務店は新築からリフォームまで幅広く施工が行える建設会社です。

その中で、塗装工事も対応できます。

幅広く対応出きるため、屋根塗装が出来ない場合にカバーや葺き替えといった依頼も可能です。

(塗装出来ない場合とは、雨漏りしている、屋根材の劣化が激しく塗料が密着しないような状況です)

リフォーム会社

リフォーム会社は、外装、内装トータルリフォームを専門に行っている会社です。

工務店同様に、塗装工事、塗装工事以外も依頼できます。

注意点として、リフォーム会社の場合は外注業者を利用していることがほとんどです。

そのため、費用面が割高となりやすいため、そこはデメリットとなります。

ホームセンター

ホームセンターでも屋根塗装を依頼することができます。

ホームセンターに申し込むと登録している加盟店を紹介してくれます。

登録店の中には、工務店、リフォーム会社、塗装店とさまざまです。

費用面では、加盟店への手数料などが発生するため割高となりやすいです。

塗装店

塗装業を専門に扱っているのが、塗装店です。

屋根塗装は、もちろん対応可能です。

自社施工で行っている会社がほとんどです。マージン費用が発生しないため直接価格で施工できます。

しかし、塗装店は工務店やリフォーム会社などの下請けとして仕事していることが多く、探すことが難しいです。

自分で見つけても、保証や施工品質など見極めるのが難しいでしょう。

屋根塗装業者の選び方

屋根塗装をできる業者はさまざまです。

その中で個塗装店に依頼できるのが一番ですが、見極めが難しいです。

ここからは、個人塗装店の中でもしっかりと見極めるための条件をご紹介します。

地域密着

地域密着対応はとても重要な条件の一つです。

近いと安心感がありますし、トラブル等あった場合にすぐに対応してくれやすいです。

自社施工店

塗装店の場合は、ほとんど自社施工店ですが、これも大事な条件です。

直接頼むことで、費用を抑えることができるからです。

リフォーム会社を相見積もりをすると違いに気づくでしょう。

その差は、数十万円になることもあります。

保証が出る

これは全体条件ですが、施工保証の確認が絶対必要です。

一般的には、5年~10年です。

塗料によって保証年数が違ってきます。

必ず、保証書を出してくれる業者を選びましょう。

まとめ

屋根塗装は業者を間違えると、費用が割高になったり、施工品質も差がることがあります。

しっかりと、比較検討して選んでいくことが重要です。

屋根の種類

屋根材の種類とは?塗装の必要の有無についても解説

各メーカーから製造販売されている屋根材。
昨今ではリフォームの需要も高まり、商品の数は非常に多岐にわたります。
しかし屋根材は大きく分けると数種類に分類することが出来ます。
それぞれ塗装の必要性などが異なる為、紹介していきたいと思います。

屋根材の種類

スレート(コロニアル・カラーベスト)

スレート屋根は現在最も多くの住宅に使用されている屋根材です。
スレート以外にも、コロニアルやカラーベストという呼ばれ方もされますが、概ね同じ仕様です。
スレート屋根はセメントに繊維質を混合させて成形された屋根材です。
ひと昔前だと成分にアスベストが含まれている屋根材も多くあります。
スレート屋根は安価でデザイン幅が広いことから普及率が高い屋根材ですが、屋根材自体は水を吸い込む素材で出来ております。
その為、塗装によるメンテナンスが欠かせません。
仮に塗装のメンテナンスが行き届いておらず水分を吸い込んでしまうと、屋根材の強度が低下し、ヒビや割れなどの不具合の発生の原因となります。

ガルバリウム(金属系)

金属系の屋根も古くから使用されている屋根材です。
昔は金属といえば「トタン」のイメージが強くありましたが、昨今では「ガルバリウム」を使用しています。
ガルバリウムとはアメリカで開発された鋼板で、アルミニウム55%、亜鉛43.3%、シリコン1.6%という配分で作られています。その為、トタンに比べて非常に錆びにくい金属板です。しかし、全く錆びない訳ではありません。
その為、雨を弾く為に塗装によるメンテナンスが必要です。
また、下塗りでは錆止めを塗るなどの下処理も必要となります。

ガルバリウム屋根の中には、表面を塗装で仕上げるのではなく、天然石粒を吹き付けることで仕上げられる屋根材があります。その場合、塗装は不要でメンテナンスフリーな屋根材です。

屋根といえば瓦というイメージも強いのではないでしょうか。
また、「瓦は塗装メンテナンスが不要」と言われがちですが実際には少し違います。
瓦も成分により種類が分類されます。
塗装が不要なのは「セメント瓦」と「モニエル瓦」のみです。
「スレート瓦」はスレート屋根と同様、塗装によるメンテナンスが必要なので注意しましょう。

まとめ

屋根材は種類により塗装の有無が異なります。
自宅の屋根材が何を使用しているか改めて把握し、必要なメンテナンスを行うことで屋根材を長持ちさせましょう。

屋根塗装

屋根塗装の施工手順とは?工程ごとに解説

屋根塗装工事は、ただ塗料を塗って完了ではありません。
工事完了までには塗装以外にも様々な工程があります。
ここでは、屋根塗装にまつわる施工手順を工程ごとに解説していきます。

屋根塗装の工事手順とは

①足場設置

屋根塗装の場合でも、必要に応じて足場の設置を行います。
一般的な大きさの住宅の場合、足場設置で半日ほど掛かります。

②高圧洗浄

塗装を行う前には必ず高圧洗浄を行います。
専用の高圧洗浄機で、14.7MPa(メガパスカル)という非常に強力な圧をかけながら洗浄を行います。
作業は半日ほどで完了しますが、汚れが酷い場合などは1日作業となることがあります。
また、一般的には水道水を利用して作業を行うのですが、汚れやカビが酷い場合などには専用の洗浄剤を使用することもあります。

③下塗り

塗装工事の仕上げを大きく左右するのが下塗り工程です。
屋根材と塗料の密着性を高めたり、屋根材に塗料が吸い込まれるのを防ぐという効果を与えていきます。
また、塗装部が金属であれば錆止め材を塗布するなど、適材適所の下塗りがあります。
下塗りの塗り忘れや塗りムラがあると、施工後にすぐに塗膜が剝がれたり、クラックが発生するという不具合に繋がります。

④中塗り~上塗り

下塗りがしっかりと乾燥した後、中塗り、上塗りと塗料を塗って仕上げを行っていきます。
中塗り、上塗りには「外観の美しさを保つ」「防汚性、防水性の効力」「外壁材を紫外線から守る」「艶を出す」といった目的があり、塗装の仕上げとなる非常に大切な工程です。

⑤縁切り

塗装後には毛細管現象を防ぐための縁切り作業を行います。

⑥完了点検、足場解体

塗装工事が完了すると、現場管理者により完工確認を行います。
そこで塗り忘れ、塗りムラなどが無いかチェックを行い、問題が無ければ足場を解体していきます。

工事完了確認は立ち会うことがおすすめ

作業完了後のチェックには立ち会うことをおすすめします。
塗装の仕上がりの判断が難しいかもしれませんが、屋根の傷や、付帯物の傷、飛散した塗料などが無いかなどのチェックは立ち会いながら行うことで、作業後のトラブル発展を防ぐポイントとなります。

まとめ

塗装工事は正確な手順で行わなければ、その効果を最大限に発揮することが出来ません。
確実な作業工程で勧めてくれる業者に依頼し、トラブルなく気持ちの良いメンテナスを行いましょう。

 

塗装

屋根塗装を行う目安とは?適切な時期や見分け方を解説

「屋根は定期的に塗装メンテナンスを行う必要がある」という認識がある方は多いと思います。しかし塗装を行うタイミングを明確に把握できている方は少ないのではないでしょうか。
ここでは屋根の塗装メンテナンスを行う目安について解説していきたいと思います。

屋根の塗装は定期的に行う必要がある

屋根材は塗装を施すことで膜を張り、その美観や機能を保っています。
その塗装膜は風雨や紫外線に晒されることで自然と劣化をしてしまいます。
屋根材を守る塗装膜が無くなってしまうと、屋根材が雨水を吸収したり、強度を失いヒビが入ったり、割れたり、反ったりと様々な不具合が発生してしまいます。
屋根材の不具合で済めばまだ良いですが、最悪の場合は雨漏りや木軸の腐食などと、簡単に取り返しがつかないほどの大きな被害に発生してしまいます。
それらを守る為にも、屋根は定期的に塗装を行うことで、屋根としての機能を保ち続ける必要があります。

塗装は多く行えば良い訳ではない?

「屋根の塗装は10年に1度行いましょう」という情報をよく目にすると思います。
しかし「より屋根を安全に守る為にも5年に1回塗装すれば良いのでは?」と考えてしまう方もいるでしょう。
しかし、屋根の塗装は多く行えば良い訳ではありません。
屋根塗装を行う際、塗膜をしっかりと屋根材と密着させるためにも、「プライマー」という接着剤を効果を果たす下塗材を塗布します。
この下塗材が劣化する前に、次の塗装を行っても、新しい塗膜がしっかりと屋根材に密着しない為です。
その為、屋根の塗装を行うタイミングは、早くてもダメ、遅くてもダメで、「適切なタイミングで行う」必要があります。

塗膜の劣化状況の見極め方

塗膜の劣化は肉眼で見極めるのが非常に困難です。
その為、塗膜が劣化しているであろうと判断する目安を紹介します。

塗装膜の耐久年数から判断する

塗料にはおおよその耐久年数が存在します。
一般的グレードであるシリコン塗料の耐久年はおおよそ15年、ラジカル塗料はおおそよ18年、ウレタン系はおおよそ12年など、それぞれです。
自宅の屋根に施されている塗料のグレードを把握しておき、「そろそろ耐久年数を向かえるころかな」という時期に、業者へ調査依頼を行うという方法がおススメです。

塗膜の白亜化現象から判断する

塗装膜は経年で劣化することで白亜化し粉状になります。
その為、劣化部を手で触ると、手に白い粉が付着します。
この現象が発生している場合、塗膜が劣化していると判断できます。

まとめ

屋根塗装は屋根材を守るうえで大切な工事です。
しっかりと工事時期の目安を把握し、適切なメンテナンスを行いましょう。

屋根

屋根塗装に足場設置は必要?足場設置の必要性を解説

外壁塗装には欠かせないというイメージの強い足場設置。
「屋根塗装は屋根の上で作業を行うから足場は要らないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ここでは屋根塗装に足場設置が必要な場合や、必要でない場合などのケースを紹介していきます。

屋根塗装に足場は必要?

外壁塗装や張替え工事のために足場が設置されている現場を見かけることは多いと思います。足場を設置する主な理由として、2階部分の作業を行う為という目的があります。
では屋根塗装ではどうでしょうか。
屋根塗装を行う際、塗装屋さんは屋根の上を移動しながら塗装作業を行っていきます。
その為、多くの方は「屋根塗装には足場が要らない」という認識を持っているかもしれません。
しかし屋根塗装では足場が必要な場合があります。また反対に足場が不要な場合もあります。
それぞれどのようなケース場合か紹介していきます。

屋根塗装における足場が必要な場合

急こう配の屋根

屋根は家の形状や使用する屋根材によりそれぞれ勾配が異なります。
寄棟屋根などは比較的緩い勾配になりますが、片流れ屋根などは急勾配となり屋根の上を歩くことが困難となります。
そういった場合、落下防止用に足場を組む必要があります。さらに勾配が急だと屋根の上にも「屋根足場」を組む必要があります。

3階建て

3階建ての場合はかなりの高所作業となります。
落下した際の危険性が増すだけでなく、作業道具の運搬も困難となる為、足場を組む必要があります。

大掛かりな補修が必要な場合

屋根塗装は塗膜を塗るだけではありません。
屋根材にヒビや割れなどの不具合がある場合、塗装前に屋根材の補修を行う必要があります。補修が大掛かりになれば、作業用の足場が必要となります。

屋根塗装における足場が不要な場合

勾配が緩い

屋根勾配が緩い場合は足場を設置しなくても塗装作業を行うことが出来ます。
また陸屋根といった歩く前提で作られた屋根でも足場は不要です。

部分足場で足場代を節約

足場代は¥100,000~と決して安い金額ではありません。
また直接的に家のメンテナンスとなる金額では無い為、なるべく費用を抑えたいところです。そこで少しでも足場を抑える方法を紹介します。
足場は家を囲うようにして設置をするイメージが強いかもしれませんが、一部だけ設置するということも可能です。このように設置面積を最低限にし、足場代を節約できます。

まとめ

屋根塗装における足場は必ず必要というわけではありません。
工事前に業者と打ち合わせを行い、足場必要性の有無を把握しておきましょう。

屋根工事

屋根塗装に欠かせない縁切りとは?目的や役割を解説

屋根塗装工事の見積もりを取った際、「縁切り」という項目が記載されているのを見たことはありませんでしょうか。
あまり聞き馴染みがない言葉ですが、縁切りは屋根塗装工事には欠かせない作業です。
ここでは縁切りの目的や役割を解説します。

縁切りとは

屋根材は屋根の頂点(棟)から軒先に向かって葺かれているのですが、ただ屋根材を並べているのではなく、一部屋根材を重ね合わせながら葺いてあります。
その為、屋根材が重なった部分には段差が生じているのです。

屋根塗装はローラーを使用することで屋根材に塗膜を張っていきます。
その際、屋根材が重ね合った断面部にも塗膜を張ることになります。
この重ね合った部分に張ってしまった塗膜を、塗装後にカッターを使用して切っていく作業を「縁切り」といいます。
折角張った塗膜を切ってしまう縁切りは、一見すると不要な作業に思いがちです。
しかし縁切りを行わなければ、雨漏りや内部結露が発生してしまうのです。

縁切りの必要性

縁切りをしなければ雨漏りや内部結露が発生してしまうというのは、縁切りをしなければ「毛細管現象」が発生してしまう為です。
毛細管現象とは、細い管状の内側に液体が入ると重力とは関係なく逆流するという物理現象です。
日常的に見られる毛細管現象はティッシュやタオルなどです。
水にティッシュやタオルを漬けると、重力とは関係なく持ち手側まで水が吸いあがってくると思います。この現象が毛細管現象です。
この現象が屋根の断面でも起こってしまうのです。
その為、縁切りを行い、敢えて適切な隙間を作ることで水が逆流しないようにしているというわけです。

縁切りの工事単価

屋根には様々な葺き方があります。
その為、縁切りは塗装後に手作業で行うのが原則となります。
カッターを使って地道に行う作業となり、作業単価は¥800/㎡程となります。

縁切りの代わりとなるタスペーサーとは

屋根塗装工事の見積もりに縁切りが入っておらず、代わりに「タスペーサー」という項目があることがあります。
タスペーサーとは屋根材が重なり合った部分に差し込むことで強制的に一定の隙間を発生させるスペーサーの役割を果たす部品です。
タスペーサーをさしてから塗装を行うことで、塗装後に塗膜が断面を覆うことなく工事を終えることが出来ます。
どちらも屋根を雨漏りや内部結露といった症状から守る為には欠かせない工事内容なので、しっかりと工事項目に含まれているか確認しておきましょう。

まとめ

縁切りは屋根工事に欠かせない工事項目です。
粗悪な工事業者は縁切りを行わないというケースもあるので、縁切りが行われているかの確認は必ず行ってください。
万が一、縁切りしないまま時間が経過して雨漏りしてしまった場合は、早めに雨漏り修理を依頼しましょう。
迅速に雨漏り修理してくれる業者なら下記の会社がおすすめです。

横浜市 雨漏り修理」業者